卒展以降は公的な場で個性を出しにくくなります。個性を抑えすぎると、場合によっては自分の魂の損失に繋がります。そうした時でも魂を思い出して立ち直れるように、卒展で自分らしさを十分にさらして魂に楔を打っておきましょう。
悔いのないよう
らしさらし
本年度も札幌市立大学デザイン学部及びデザイン研究科による「卒業・修了研究展」を開催致します。
入学当初は「デザイン」という概念について右も左もわからず試行錯誤を繰り返す日々でした。しかし、いろいろな壁に突き当たる度に、「デザイン」とは単に色や形をデザインするのではなく、「人々」を中心に生活の営みの中に様々な形で関わっているものであるという事を学んできました。
この「卒業・修了研究展」では、学生たちの、大学生活の集大成である「自分らしさ」を存分に発揮した作品を、皆様の想像力を膨らませてご覧いただければ幸いに存じます。
卒業・修了研究展実行委員長
奥山 悦司